「今日は金星が地球と太陽のあいだを通る『内合』のころです」――「今日の星空」に、こんな一文が出ることがあります。ここでは、内合とは何か、そして占星術ではどう読むのかを説明します。

内合とは?
地球より内側を回る惑星(水星と金星)が、地球と太陽のあいだに来て、地球から見て太陽と同じ方向に並ぶことを「内合」と呼びます。
反対に、惑星が太陽の向こう側に回り込んで、太陽と同じ方向に並ぶことは「外合」といいます。
内合のときに、空では何が起きている?
- 地球にいちばん近づく:金星は、内合のとき地球に最も近づきます(約4,000万km前後)。
- 空では見えなくなる:太陽と同じ方向にいるため、太陽の光にまぎれて、ほとんど見えません。
- 金星は「宵の明星」から「明けの明星」へ:内合の前は夕方の西の空で輝き、内合を過ぎると、しばらく見えない時期をはさんで、明け方の東の空に姿を現します。
どのくらいの周期で起こる?
| 惑星 | 内合の周期 |
|---|---|
| 水星 | 約116日ごと(年に3回ほど) |
| 金星 | 約584日ごと(約19か月) |
内合は、逆行の期間の、ちょうど真ん中あたりで起こります。つまり、水星や金星が逆行して見えているころに、内合も重なるわけです。
ちなみに、内合のときに惑星がちょうど太陽の前を横切る「太陽面通過」が起こることがあります。金星では2012年6月に起こり、次は2117年です。水星では2019年11月に起こり、次は2032年11月です。
占星術では、どう読む?
内合は、逆行のサイクルの中で「ひと区切り・折り返し」となるタイミングと考える占星術家がいます。
- 金星の内合:愛情・楽しみ・お金の好みを見直す節目。人間関係や好みの変化に気づきやすい時期。
- 水星の内合:考え方や連絡の整理をする節目。頭の中や予定を、いったん整えるのに向く時期。
古いものを手放して、新しい流れに切り替えるきっかけとして、気楽に受け止めてみてください。
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この記事の天体の位置は、NASA/JPLの天文データにもとづいています。意味づけは占星術の考え方で、科学的に検証された予測ではありません。毎日の運勢を楽しむ参考としてお読みください。


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